子どもを寝かしつけてから、ちょっとだけおつまみを作って薬膳酒を試していただきました。
身体が細くて体力がないとのことで、なつめ酒をチョイス。
あと昔から冷え性だったので、シナモン酒もちょっと入れたカクテルにしました。
私は手前にある、ライチ酒+シナモン酒+グレープフルーツジュースと炭酸水のカクテル。
向こうにあるのがなつめ酒+シナモン酒+炭酸水のカクテルです。
なつめ酒のほうは色がまるでシャンパン!!
おつまみはブルスケッタとミックスナッツとミックスレーズンです。手抜きです。
この直前に、子どもたち用に大量に唐揚げを揚げたので・・・(^^;
ブルスケッタは、フランスパンにモッツアレラとアンチョビみじん切りを少し乗せて焼いて、
オリーブオイル、塩、バジルでマリネしたトマトを乗せています。
女性の夜のおつまみ・・・ということで、いろいろなビタミンとミネラルが豊富に取れるものを
チョイスしました。
ナッツは燻製にすればよかったな・・・。
お酒に弱い友人でしたが、「全然酔わない!」と驚いていました。
そうなんです、薬膳酒は他のお酒に比べて酔わないと私も感じます。
梅酒は割と酔いが回りますが、ライチ酒となつめ酒メインで作ったものは、
私は酔わないのです。
自分の身体に合うものは酔わないのかもしれません。
(そもそもガブガブ飲むものではないですが)
「なつめ」は日本ではあまり見かけませんが、
薬膳ではなつめは欠かせない食材です。
私は乾燥なつめしか使ったことがないのですが、
生のものはリンゴのようなサクサクとした食感なのだそうです。
乾燥なつめは甘い香りがして、でかいレーズンのような?感じがします。
毎日3粒食べると老いないと言われているそうです。
シナモン酒となつめ酒
栄養素的には、
- 血中脂質を減らすサポニン、葉酸、鉄、マグネシウム、ビタミンB群、食物繊維
漢方の考えとしての効能は、
- 「血」を養い血行を調え、貧血、疲労などに良い
- 精神安定、イライラやヒステリー対策
- 「脾」が弱っているときに胃腸に働きかけ、食欲不振、倦怠感に良い
などがあります。
よく、典型的な虚弱体質に良いとされています。
私も、元気が足りないときにはなつめ酒をチョイスしています。
夏バテしたのか、ここのところ疲れやすく元気が足りないので、
もっぱらなつめ酒です(^^;
ただ、なつめ酒は味があまりはっきりしないというか、私としてはちょっと飲みにくい・・・
そこでシナモン酒を少し入れて炭酸で割ると、美味しく飲むことができます!
さっぱりしています。
ストレートやロックで濃いめに飲むときは、
フルーティーさと甘みをプラスする、「+イチゴ酒」もかなりイケます。
ストレートやロックで濃いめに飲むときは、
フルーティーさと甘みをプラスする、「+イチゴ酒」もかなりイケます。
また、ホワイトリカーではなく、ブランデーで漬けると美味しいそうです。
確かにブランデーのような香りのあるお酒のほうが良いかも。
さっそく現在漬けて熟成中です♪
シナモン酒は、
- 「腎」の働きを助けて、強壮強精、疲労回復などに良い
- 経路を温め、冷えからくる胃の痛み、消化不良に良い
- 「血」の巡りを良くして内臓を温め、婦人科系の疾患に良い
などがあります。
なつめ酒+シナモン酒は味の相性もいいし、効能も似ていて相乗効果が期待できそうです。
左は熟成してきたなつめ酒。一か月くらいでできます。
右はしそ酒。主に「巡り」の悪いときに使用します。
元気はあるけど、「血」「気」が滞って巡らないような状態のときに、効果を発揮します。
薬膳酒を作り始めたときは、しそ酒を好んで飲んでいましたが、
最近は元気がない、体力がないという状態になり、
なつめ酒のほうがもっぱら出番が多くなりました。
季節によっても体調は変わるので、いろいろ状態に合わせるのがいいと思います。
私の場合は、春はしそ酒が良かったです。夏はバテるのでなつめ酒。
しそ酒は甘さがゼロなので、そのまま炭酸割でもいいし、
ちょっと梅酒を入れて飲んでも美味しいです!
なつめ酒としそ酒を合わせて炭酸で割ることもありますが、さっぱりとして食事にも合います。
そして現在熟成中の、
なつめ酒(ブランデー漬け、クコ、シナモン、八角入り)
リンゴ酒、カルダモン酒、しょうが酒(新ショウガ)、ライチ酒
です。
しょうがはなつめと相性が良いそうです。
(消化吸収力アップ、しょうがの刺激をなつめが緩和させる作用がある)
想像するに、味も合うような気がしています。
リンゴ酒は2本目。熟成にやや時間がかかります。
なのに美味しくてすぐなくなります(^^;
効能などはまたの機会に。
0 件のコメント :
コメントを投稿