お酒が苦手だったり弱い人はどうしたらいいのか・・・
というと、薬膳茶というものが有効かつ美味しいです。
菊花ミントティー 熱が下がる!!
薬膳食材をお酒に漬け込むことの効果は以前にも書きましたが、
お酒自体にリラックス効果があったり血行促進効果があったりするのと、
お酒は吸収率が良いので薬膳食材の有効成分が
効率的に体に吸収されるというところが
薬膳酒の良さになるかと思います。
あと私はお酒が好きなので毎日飲むこのお酒が
少しでも自分の健康につながらないか?と思ったりしていたのと、
ホワイトリカーなので安上がり、
自分で作るので楽しい、美味しいなどの良い点もありました。
でも車の運転をするときや、風邪で薬を飲んでいるときなど、
お酒が飲めないタイミングもやはりあるのです。
そんなときに効果を発揮したのが、薬膳茶。
今年の夏風邪をひいた際にかなり効果を発揮してくれました。
まず、中医学(東洋医学)の観点から言うと風邪には種類があります。
かなりざっくり分けると、
「風熱」タイプか「風寒」タイプ
のどちらかで使う食材が変わってきます。
夏風邪は「風熱」タイプで、のどの痛みと熱が特徴です。
「風寒」タイプは、ゾクゾクとした寒気がするのが特徴です。
今回は「風熱」タイプの夏風邪のときの効果を発揮した薬膳茶のご紹介です。
「菊花+クコ+ペパーミント茶」
フレッシュミントがあればそのほうがおいしいです。
庭にボーボーに生えたミントがあったので使いました。
ミントティーベースと思えば味の想像がつきそうですね!
菊花は少し苦みがあり、クコは少し甘いです。
このときは喉が痛かったので、はちみつをプラスしました。
菊花
抗酸化作用が強く、老化を防ぐと言われる色素成分ルテイン、
血中脂質を減らすサポニンなどが含まれる。
頭痛、のぼせ、めまい、イライラなどに良い。
また、上体部の炎症に良いと言われ、目の病気、花粉症、
抗菌力の高さから風邪、腫れものなどの解毒に良い。
クコ
古来から滋養強壮長寿食。
肝機能を強くしたり肌荒れを防ぐ作用があるベタイン、
目の網膜を保護し、目の病気や疲れを防ぐ作用があるゼアキサンチンなどが含まれる。
体内の渇きを潤す働きがあり、疲労改善にも。
「肺」を潤し、咳を止める働きもある。
ペパーミント
うつ気分やイライラを発散して、頭痛、目の疲れの解消にも良い。
ペパーミントに含まれるフラボノイドは解毒を促す作用があり、
熱を冷まして、痛みや腫れ物などを改善する。
のどの痛み、発熱に。
また、ペパーミントは「熱を冷ます」と言っても体を冷やすだけではなく、
体が冷えているときは温め、熱がこもっているときは発散させるのだそうです!
お湯を注いで蒸らしたらできあがり♪
はちみつはカップの中に。
もちろんいれないで飲んでも美味しいです。
すっきりさっぱりとして、体にしみ渡るようです。
お湯でふやけたクコは美味しく食べることができるので、
栄養を余すことなくいただきます。
他に薬膳茶には、紅茶ベースになつめやシナモンを入れたりするのも美味しいので、
体質的になつめが合っている人は毎日のティーに使えますね。
もちろん最後にそのなつめを食べられるのは魅力です。
「一日3粒なつめを食べれば老いない」と言われいるなつめ、
栄養素も
食物繊維、鉄分、カルシウム、カリウム、マグネシウム、タンニン、
葉酸、ペクチン、サポニン、ビタミンA、C、P、パテトン酸
とかなりぎっしり詰まっています。
薬膳茶もいろいろ試していきたいと思います。
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