みどりの薬膳

友人のための薬膳。



本来、薬膳とは、目的を持った食事のことで、
その人その人に合った食材や中薬を使って作るお料理を指します。

料理教室などではいろいろな方がいらっしゃるため、
その人個人の悩みに合わせたお料理を紹介するのは難しいことも多く、
いまのところ私は「季節の薬膳」として、
その季節に摂ったら良いと思われる食材を使った、
おもてなしに使えるお料理、をコンセプトに献立を考えています。

今回は、
体調をちょっと崩しがちな、一人のために考えたお料理なので、
これこそが本来の薬膳、なのです。

身体の冷えを取ることで出血を止めるよもぎと、
気を補充する食材をふんだんに使いました。
女性の不正出血などには、腎、肝(蔵血を司る)、脾(統血を司る)が帰経の食材を良く使います。

 

写真をあまりとってないのですが(^^;
よもぎを練りこんだ肉まん、
白い丸っこいのはゴマあんを入れたあんまんです。
ゴマあんも手作り。

ゴマは腎に入るので、老化防止などにも良いです。
たくさん作ったゴマあんを、その後も毎日少しずつ、
パンにぬるなどして食べました。
若返ったかな?

肉まんは、包むのが面白くて、みなもっとやりたがっていた。
またやろう!

スープは、いまの季節に手に入りやすい鶏のぶつ切り肉を、
コトコトと2時間くらい朝から煮ました。
骨がついていると、とにかく味が出るのでスープには良いです。
鶏肉は身体を温めて気を補います。
血を補う落花生、補気力が強く腎に入るカリフラワー、
血を作るにんじんなどが入っています。
そこへ気血を作る牛乳を入れて、最後に血を作るほうれん草ペーストでほんのり緑色にしました。
補充した気を巡らせるパクチーを乗せて完成です。

基本は塩で味付けするだけですが、味に少し変化を出すため、
ちょっとカレー粉を入れています。
カレー粉に含まれるスパイスは体を内側から温めてくれます。




デザートはこちらのよもぎゼリー。
少し甘く煮た黒豆と、はちみつで甘みを付けた柚子風味の豆乳とともに。
シナモンを振って、刻み柚子皮とクコの実をトッピングしています。

アガーで固めて、ほんのり温めて食べます。
とにかく冷やさない!を徹底。

身体を温めて、潤し、気を巡らせるデザートです。


家庭で出てくるお料理は、みなさん家族のためを思い、
献立を考えていることと思います。
薬膳は食べるお薬であり、その人の体の悩みを改善するお料理です。
誰かのために作るお料理としては、薬膳の知識はとても役に立ちます!
愛情表現の一つとして、薬膳はいかがでしょうか。
なんだか最後は宣伝になってしまいましたが、
愛のあるお料理の、一歩先を行ってるな薬膳!と思った瞬間でした(^^)






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